都議選を真近にして、各政党は選挙モード突入と思われます
きっと既存メディアも実質的に選挙体制突入直前なのでしょう
突入したら「公平公正」を旨とする既存メディアは
準公選法体制下の考え方で行動するでしょうし
我々ユーザーも多少なりとも影響を受けるでしょう
最後のチャンスとばかりにここで意見を記しておきます
Blogやtwitterなどでのネットでの選挙活動での論議が盛んですが
公選法のもとではネットのコンテンツも
文書図画と捉えられる可能性が高く
アメリカのようなネットでムーブメントを起こしたオバマの戦略のような
ネット選挙戦が日本で展開されることは現状では難しいでしょう
しかし、法律を運用するのは官公庁です
何千万というネットユーザーの微細な選挙違反を摘発していけるか、
といえば現実には難しい話でしょう
前回の参院選の際のネットの動きで公職選挙法に触れた話は
寡聞にしてか殆ど聞きませんし
今回、二コ動やblog,twitterなどのプラットフォームで触法があっても
あまりに目に余る行為や、少数の著名なブロガーが見せしめになるのが
関の山だと思われます
だからといって、法を犯して良いなどとは微細も思っていませんし
また、殆ど公選法の知識のない無辜の民を無碍にお縄にするのも
賢い方法とは思われません
優れた政治が優れたメディアを育て、優れた国民の意識を育てるといわれます
同様に優れた国民が優れたメディアを育て、優れた政治を導き出すのです
残念ながら現状では「政局」に左右されるメディアや日々が続き
「政策」が論議される場が少なすぎるように思います
それは既存メディアだけでなく
ネット媒体においても、少数の賢明な発言者がいたとしても
大きなうねりにはなっていないのが現状でしょう
今回の選挙が政権交代を問う選挙であろうことは明白です
しかし、その次くらいには
旧世代VS新世代
アナログVSデジタル
既存メディアVS新興メディア
正規雇用VS非正規雇用
年金世代VS社会保障負担世代
リッチVSプア
などなどのような大きな論点でくくれるような
世代交代選挙が来てくれることを望んでいます
そのためにも次々回までには
事務所の提灯は何個まで、などと定めた
旧態依然とした公選法が
いくばくなりとも改正されることを望みます
今回、なし崩しでネット選挙に突入することは
決して良い結果を生むとは思っていないからです
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