2009年の米・新聞オンライン広告戦略がどうやら大失敗だったことが
年末に判明した、とMediaDairyNewsが報じている
Newspapers' Online Strategies Failed In 2009
(MediaDairyNews 12/30)
But this expansion would prove unsustainable:
From an annual growth rate of 31.5% in 2006,
newspapers' online revenues slipped to an 18.8% growth rate in 2007
followed by a 1.8% decline in 2008, while online revenue in the first three
quarters of 2009 declined 15.5% compared to the same period in 2008,
according to the Newspaper Association of America.
しかし、この拡張は長続きしないだろう。2006年に31.5%の年間成長率から
比べると、新聞社のオンライン収入を2007年に18.8%の成長率にとどまり、
2008年にはさらに減少が続く。下落はついに2009年の第3四半期の
オンライン売上高は前年比で15.5%減少した、と米国新聞協会はいう。
MDNは新聞の衰退原因を
1.検索や掲載よりもオンライン広告に依存しすぎた
2.印刷物広告から独立した広告主を探さなかったので
印刷媒体の崩壊=オンライン広告の崩壊 となった
としています。
明らかにアメリカにおいて新聞の広告価値が下がっている
ことの現れであり、日本では必死になって防戦しているも
数字は護摩化しきれない寸前まで来ている。
それは2010年元日の新聞各紙の広告量・段組み・別冊など
を見れば印象論としても青息吐息なのがわかるだろう。
新聞に限らず、既存メディアはいよいよ待ったなしの2010年だ。
[1回]
PR