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子どもたちの成長があって 親の世代も成長すると思う最近です。  そんな日々の備忘録です。

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25時間半 汽船に揺られて戻ってきた
行く時も25時間半の船旅
飛行機の通わぬ小笠原・父島
八重山とも慶良間とも利尻・礼文とも異なる
野性的な大海原の大自然に完全にknock outされて
今は溜息ばかりで都会で生活している



小笠原が日本においては希有な自然島であることは
ちょっとガイドブックやネットを調べればわかるだろう
 http://ogasawara-info.jp/isan.html
世界自然遺産に推薦され
「東洋のガラパゴス」と渾名される小笠原は
リゾート開発された場所ではなく
大自然と真っ向から向き合うことの出来る島だ

イルカと一緒に泳ぐことの出来るドルフィンスイムなんて
ここ小笠原と御蔵島、それにバハマくらいでしか出来ない
ハワイをはじめとする太平洋の島々でやっているドルフィンスイムは
群れの中にポチャンと落とされて通り過ぎるのを見ているだけ

イルカたち野生生物と一緒に戯れることが許されるのは至福の時だ
太平洋を前に紺碧の海に自分とイルカ
ダイビングとも違う海底の見えないスイム
360度上下左右が大海原の空間は宇宙遊泳のようで
ちょっと潜れば地軸と光軸が不思議に融ける
自分も大自然の一部なんだと全身で受け止める
恥ずかしながら40年以上生きてきて、この経験・感覚は初めて
ああ子どもを連れてくれば良かった



マッコウクジラやアオウミガメが野生で泳いでいる姿も見ることができた
沈没船ダイブではネムリブカにも出会った
1mくらいの夜行性のおとなしいサメだけど
都会の軟弱者の肝を冷やさしめるには十分すぎる程



魅せられて島のビーチを原付バイクであれこれ回った
宮の浜・境浦・扇浦・小港・コペペ・・・
どこも空いていて、場所によってはプライベートビーチ状態

リーフに守られた沖縄やハワイ・グアムなどのリゾートの海とはちがう
大海原の大自然と向き合うことの出来る海洋島だった

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